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古文単語「いたはる/労る」の意味・解説【ラ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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いたはる/労る

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ラ行四段活用

未然形いたはら
連用形いたはり
終止形いたはる
連体形いたはる
已然形いたはれ
命令形いたはれ


意味1:自動詞

苦労する、骨をおる

[出典]:日本書紀
「朕、久しく大業にいたはれり。」

[訳]:私は、長年(国を治めるという)大きな仕事に苦労してきた。


意味2:自動詞

病気で苦しむ、病気になる、疲れる

[出典]:千手前 平家物語
「折節いたはることさうらひて、承らずさうらふ。」

[訳]:ちょうどその時病気で苦しむことがございまして、お聞きしておりません。


意味3:他動詞

大切にする、心から世話をする、面倒を見る、ねぎらう

[出典]大垣 奥の細道
「前川子、荊口父子、その外親しき人々、日夜訪ひて、蘇生の者に会ふがごとく、かつ喜びかついたはる。」

[訳]:前川子や荊口の親子、そのほかの仲の良い人たちも、日夜訪れてきて、まるで生き返った人に会うかのように、一方では喜び一方ではねぎらってくれる。


意味4:他動詞

治療する、養生する、休養させる

[出典]:競 平家物語
「此のほど、あまりに乗り損じてさうらひつる間、しばらくいたはらせさうらはんとて...」

[訳]:(この馬は)このところ、あまりに乗り回しすぎて疲れさせてしまいましたので、しばらく養生させましょうということで...

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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